小学校低学年の野球の試合に盗塁というルールは必要だと思いますか?
私の息子は小学3年生。2023年の12月に地元の少年野球チームに入りました。
野球の経験が少ない息子はルールもわからない素人です。
比べて1年生からチームに入っている子はさすがに上手。
私の息子と違いルールを理解しボールを怖がらない。投げ方やバットの振り方が様になっています。
しかし小学3年生の体はまだ小さく、投げるスピードはまだまだ速いとは言えない。
冬は試合がないため、初めて試合を見たのは翌年の3月でした。
試合を見ると盗塁し放題の内容に驚きました。
ピッチャーが投球モーションに入った瞬間、コーチや監督の「走れ!」の叫びに合わせて走れば盗塁が成功します。
塁さえでれば太っていようがスタートが遅かろうが、途中で止まらないかぎり3塁まで進塁できるのです。
そのせいで守備やピッチャーが乱れて試合内容がひどく面白さが削られてると感じました。
低学年の肩でホームからセカンドに投げることは厳しいが、盗塁は走るだけだから誰でもできます。
その二つのプレーが同時に起きて繋がっていることがとてもアンバランスに感じました。
TVゲームならすぐにアップデートが入るバランスの悪さをしていて、きっと野球じゃなかったらクレームが入り、放置してたらあっという間にプレイヤー人口は減っていきます。
ネットで調べてみると同じ反対意見が出てきますが、ランナーを無視すれば問題ないとの意見もあります。
たしかに盗塁は無視してランナーの点は与えて、バッターアウトに集中するのは間違いではないです。
低学年の試合は点を取り合う試合が殆どで、1点はそれほど重くないです。
しかしそれだと観戦している親もプレーしている子供たちも面白くはありません。
バッティングはヒットを打つ、ピッチングは打たれないようにストライクを投げる。
難しいから面白い。簡単だとすぐに飽きてしまいます。
盗塁はどうでしょう。
ピッチャーをしっかり見て投げた瞬間に走る。
スタートが遅れたりキャッチャーが良い送球をすればアウトになりますが、成功すれば得点圏に進塁できチャンスが生まれます。
足の速い選手は他と差がつけられます。
しかし低学年は太っていようがスタートが遅れようが確実に成功します。
選手は塁に出ればロボットのように盗塁をして面白いのでしょうか?
例えば内容はとても面白いテレビゲームがあるとします。
普通にプレイすれば難易度も高く、プレイヤーのスキルとゲームキャラのレベルがあげて攻略したときは大きな達成感を味わえる。
なのに使える魔法の一つだけがとても強く、どんな敵も簡単に倒せてしまう。
丁度良い難易度がその魔法一つのせいで簡単になってしまい、普通にプレイすれば得られる達成感が得られなくなる。
低学年野球の盗塁はその魔法に似たものを感じます。
ヒットで繋いだり本来の盗塁で得られる得点圏のチャンスを簡単に手に入れることができてしまい、守備側はフォアボールやエラーで与えてしまったランナーをフリーパスで三塁まで進ませてファーストベース以外のホースアウトの機会は無くなります。
無敵の魔法で試合を壊してしまっていいのでしょうか?
盗塁のせいで得られる技術や経験がなくなってしまうんではないでしょうか?
ここまで話をしておいて申し訳ないが私の一方的な考えです。
実際に監督やコーチに聞いてみてもまったくと言っていいほど問題視はしていません。
おそらくこの問題は解決しないでしょう。
そもそも問題視しているのはごく少数派なのかもしれません。
最後に
低学年の野球技術は未熟で試合も泥試合が多くフォアボール→盗塁→盗塁→パスボールなど、ミスからの得点が殆どですが試合のたびに成長していく子供たちを見るのはとても楽しいです。
一つのヒットがホームランのように盛り上がり、フライをキャッチすればそれは大ファインプレー。
子供の成長を一番に目を向けるのが良いのかもしれません。

コメント